SOD Design -エスオーディデザイン-

WIW2016に参加して、椅子をテーマにしたデザインイベント「ノエミ・レーモンドさんデザイン椅子の修復+椅子好き高橋智志のコレクション公開+SODデザインの仕事展」開催しました。

JID会員(新潟)高橋智志が主宰する新潟県新発田市のデザイン事務所SODデザインは、WIWの企画に参加し「ノエミ・レーモンドさんデザイン椅子の修復+椅子好き高橋智志のコレクション公開+SODデザインの仕事展」を新潟県新発田市で開催いたしました。新発田会場には、JID元理事長・長岡貞夫氏とJID会員(山形)信夫正己氏にも参加していただきました。 ○ノエミ・レーモンドさんデザイン椅子の修復 レーモンド夫人 ノエミさんが、アントニン・レーモンド氏が設計した「聖アンセルモ目黒教会」のためにデザインされたと言われる椅子が保存状態が悪いまま放置されていました。ご縁があって、レーモンド氏が設計した新潟県新発田市の「新発田カトリック教会」がこの椅子を引き取り、修復をすることになりました。 椅子のデザインもしている高橋智志が教会の信者さんたちと交流があり、この貴重な椅子の修復に携わることになりました。この機会に、椅子に関心のある方やデザイン学校の方に参加していただこうと企画いたしました。 また普段は入れない「新発田カトリック教会」の内部を公開していただきました。 修復には高橋智志と長岡造形大学と新潟職業能力開発短期大学校の准教授・学生、一般の方、述べ15人以上が参加 オリジナルに忠実に、イ草縄4mmを熊本県八代市のメーカーに特注で1200m作ってもらいました。他にクッションとして荒縄も使用しました。 修復する合計4脚のうち、先に2脚は解いてフレームを再塗装しておきました。全員で一脚を解きながら、まずどう編んでいるのか、またどのくらいの長さで編み、どうやってつないでいるのかを調べました。 二組に分かれ二脚を編みました。とても時間のかかる根気のいる作業で、二日間では編みきれませんでした。後日また時間を設けて続きを編みたいと思います。 ○椅子好き高橋智志(SODデザイン)のコレクション公開 アントニオ・ガウディがデザインした二人掛けと一人掛けの椅子、ミース・ファン・デル・ローエ氏のキャンチレバーチェア(籐編み)、ハンスJウェグナー氏のYチェアデザインの60周年記念モデルの「ピンクのYチェア」などを展示、自由に座って楽しんでいただきました。 ○SODデザインの仕事展 SODデザインは、代表の高橋智志が東京でのデザイン設計活動の後、帰郷して開設したデザイン事務所で、今年で29年。 高橋智志が今までデザインしてきたYMK長岡の椅子製品3種類と、飲食店舗空間に合わせてデザインした椅子とその空間。敬和学園大学の学生広場の総長さ23メートルのベンチの紹介。 新発田市の新市庁舎に12月に納品予定の「さくら花びらベンチ」の途中報告など。を中心に仕事の紹介。 主催: SODデザイン/有限会社エス・オー・ディ  担当:高橋 智志    TEL.0254-24-5121 後援: 新発田市、一般社団法人 新発田市観光協会、長岡造形大学、新潟職業能力開発短期大学校、長岡籐家具研究会、ワイ・エム・ケー長岡、新発田カトリック教会、新発田ガス株式会社、菊水酒造株式会社、株式会社ハードオフコーポレーション、新発田建設株式会社 Print Print   Print  

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